看護の勉強をするのは専門なだけあって参考書は沢山あるうえに高くて、なかなか選ぶのが難しいですよね。
今回は看護学生おすすめの参考書をいくつかご紹介します。
おすすめの看護学生向け雑誌についてはコチラを参照ください↓
授業の参考書・国試対策編
普段の勉強の予習や復習に使えたり、国試対策のための問題集やおすすめ参考書。
のほほん解剖生理学
YouTubeにもアニメで解剖生理学などの授業を配信されているweb玉塾の動画を書籍化したもの。
イラストが豊富でコミカルで楽しく勉強することができます。文章はほとんど関西弁。
解剖学の入門書であり、中身は本当に基礎的な部分がさらっとサックリとのっています。
解剖を始めて勉強する人、苦手意識が強い人、さっくり復習をしたい人におすすめ。
解剖生理学 超速!ゴロ勉
こちらもおもしろいイラストで解剖生理学をゴロで勉強できます。
覚えにくい解剖生理もイラストやゴロで効率的に楽しく覚えられ、暇な時や試験前に目を通しておくとよいと思います。
著者のゴローさんはYouTubeでも配信されているのでそちらもオススメ。
ぜんぶわかる人体解剖図
人体各部の解剖生理学をカラーの精密なイラストで解説してあります。
人体の解剖図はもちろんのこと、『尿ができる仕組み』『拍動の仕組み』など働きについても解説されていて知識を深めるのによいです。
大判本ですが、持っていて損はなし。
レビューブック
看護学生誰もが持っているといっても過言ではないマストアイテム。
一つの疾患につきintro 、症状、検査、診断、治療、看護とまとめてあり、とても分かりやすい。
また、付箋などを使用したり直接書き込んだりして自分で注釈を入れれるようなスペースもあり、自分の使いやすいようにカスタマイズしている人もいます。
毎年新しいのが出るので1年生など早めに買う人と3年生になってから買う人分かれますが、筆者は1年生の早いうちに購入しました。授業のわからないことを調べるのに使えて本当に便利でした。
辞書のようにわからない言葉を引いたり、事前学習などに使えます。これがなければ事前学習が終わらなかったと思う。国試対策にもバッチリ。
クエッションバンク(QB) 看護師国家試験問題解説
問題集も色々ありますが、レビューブックを購入した方ならば持っておきたい一冊。
国家試験の問題と解説が詳しく書いてあり、図もイラストも豊富。
暗記のゴロもあり、至れり尽くせり。
レビューブックと連動していること、また、アプリで解説も見ることができます。
病気がみえるシリーズ
もはやお馴染み、看護師だけでなく、医師やOT・PT、薬剤師にも愛用される大人気シリーズ。
看護学生で演習や実習に使えるのはもちろんのこと、就職後も使えます。
疾患の専門的な表や図、カラーでビジュアルが多くとてもわかりやすい。
実習になるとみんなお世話になる。
外部の病院から講義に来られる医師の先生もこの本を授業資料として引用していたりします。
解剖、疾患の病態や検査・治療についてはこの本で大体解決する。
ただし、看護については載っていないため注意。
ただ、医学部でも使用されたりするような本なので、看護分野では過分すぎる知識もあり。
お値段が結構するのがネック。学生のうちは図書室を利用するのも手だが、競争率が高い。
みえるシリーズには他にも、『薬が見えるシリーズ』『看護がみえるシリーズ』『診察と手技がみえるシリーズ』などなど沢山あります。ほしい方は冊数が多いので自分に必要な分だけを購入しましょう。
実習編
主に看護学生の実習でつかえる参考書のまとめ。
疾患別看護過程
学校で教科書とともに購入しているところも多いと思いますが、まずはこれ。
よく見る疾患の『病態生理、症状、診断、合併症、治療、薬剤一覧』から『看護過程のアセスメント、プラン、評価項目、関連図』までのっていてオススメの一冊。
もし、購入していないのならば結構高いのでまずは図書室などで見てみましょう。
看護学生クイックノート
臨地実習にもポケットに入れて持っていけるお手軽サイズ。オールカラーで見やすい。
基準値や検査値、解剖生理、アセスメント、よく聞く言葉や略語が載っていて急に調べなくてはならなくなったときに役に立つ。
もしもに備えてポケットに入れておくと安心。
他にもシリーズとして
看護技術、周術期看護、成人・老年、小児、母性、精神 があります。
ズボラな学生の看護実習本 ずぼかん
イラスト、漫画が満載で飽きない1冊。
全病棟の対策、略語や解剖学のほか、看護学生がよく悩んでしまう『看護師への報告のタイミング』など看護学生が気を付けるべき内容を漫画で紹介してあります。
作者の失敗談もあり、説得力がすごい。
1年生のはじめて実習に行く方にとくにオススメ。
エビデンスに基づく看護ケア関連図シリーズ
原因から病態生理学、看護ケアまでを図式化した関連図。
見開きで書かれているため見やすく、関連図の書き方に困っているかたにオススメ。
現在刊行されている看護ケア関連図シリーズ
・疾患別
・症状別
・消化器
・脳神経
・循環器
・老年
・精神科
・小児
・糖尿病代謝内分泌
・呼吸器
まとめ
学生生活を送っていく中で自分に必要な参考書が分かってくると思います。
まずは教科書から調べて、わからなければ参考書を開くという癖をつけておくことが1番の勉強になります。
自分に合った参考書を見つけて実習も勉強も頑張っていきましょう。
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