看護学校奨学金について

看護学校

どうも、てげ です。

学校に行くからには学費が結構かかってしまいますよね。
「看護学校に行きたいけど、お金はどのくらいかかるんだろう?」
と思うかたも多いと思います。
学校にもよると思いますが大体、
私立の大学で4年間で約600万円、専門学校で500万~というところでしょうか?

こちらも学校によりますが准看護学校では総額約100万~150万円、そこから正看護師をとるため高等看護学校にいったとして、高等看護学校の学費が約200万~250万くらいですかね。
(※詳しい金額については進学したい学校のホームページでの確認や電話で問い合わせるのが確実です。)

それに加えて、生活費、交遊費、etc…お子さんがいる方には養育費もかかりますね。
アルバイトも良いかもしれませんが、家で予習復習、テスト勉強・課題をこなす時間や実習期間なども考えたりするとなかなか長時間入ったりすることは難しそうです。

そこで、少しでも学費面に関する不安を軽減し、生活のサポートをしてくれる奨学金について書いていこうと思います。
奨学金は筆者も利用しており、ほんとう助かっております。

奨学金とは?

そもそも奨学金とは?

奨学金事業は、日本国憲法第26条及び教育基本法第4条第3項に基づき、経済的理由により修学に困難がある優れた学生等に対し、教育の機会均等及び人材育成の観点から経済的支援を行う、重要な教育政策です。

文部科学省 引用 https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shougakukin/main.htm

日本学生支援機構

まずは日本学生支援機構から。
てげが利用している奨学金もこちらです。
日本学生支援機構とは、正式名称が独立行政法人日本学生支援機構(Japan Student Services Organization)略称JASSO(ジャッソ)。
独立行政法人ということで、国が運営している奨学金です。

日本学生支援機構の貸与型奨学金には2種類あります。
第一種奨学金:無利息の奨学金。
第二種奨学金:有利息の奨学金。2万~12万まで借りることができる。

対象者は経済的理由により修学に困難がある優れた学生等となっております。
学業だけで言うと、第一種は全履修科目の評定平均値が3.5以上。第二種は学業成績が平均以上となっております。ほかにも家計面や健康面についても選考される項目はありますが、金額・選考基準の詳細についてはその方の条件によりさまざまであるため、日本学生支援機構のHPを参照されたほうがよいです!
リンクはこちらhttps://www.jasso.go.jp/

病院奨学金

奨学金には病院が行っている奨学金というものもあります。
病院が奨学金の貸与を行ってくれる制度であり、一番の利点としては
その病院で決められた一定の期間を勤務することにより、返済しなくていい
という利点があります!
その一定の期間勤務すれば、奨学金分がういちゃうということです!

病院により、どのくらいの期間勤務をすれば返済免除になるかは違いますが、大体3~5年くらいが多いです。もちろん、その決められた年数分働かないで途中で辞めてしまえば、病院から借りた奨学金は返済しなければなりません。病院にもよると思いますが、筆者の病院では途中で辞めてしまった場合、一括返済となっています。

職場をかえるつもりがなければ、病院奨学金を利用するのもいいですね!

地方自治体奨学金

貸与型や給付型があります。

利用する条件はやはり地方の制度ということで、その地域の出身者・居住している者であることや経済的に就学困難であることなどが多いです。日本学生支援機構と比べて募集人数も限られていますが、その地方・県に就職することで返済が免除か、無利子での貸与が多いですね。
看護職員就学資金制度というものもあります!

地方により条件も金額も違いますので、ご自分が住まわれている都道府県・市町村に問い合わせてみるか、『住まわれている都道府県 看護職員就学資金制度』で検索するとよいでしょう。

ちなみに、筆者の住んでいる県での貸与金額は3万~5万円でした。

教育訓練給付金

こちらはハローワークから受けられる給付金の制度です。
看護学校の多くは専門実践教育訓練給付金の対象です!
給付額としては、

専門実践教育訓練給付金の支給額は、教育訓練経費の50%(年間上限40万円)となります。
 また、専門実践教育訓練の修了後1年以内に、目標として設定した資格を取得等し、雇用保険の被保険者となる就職をした場合は、教育訓練経費の70%(年間上限56万円)で専門実践教育訓練給付金を再計算し、既支給分の差額を支給します。 

出典:厚生労働省ホームページ https://www.mhlw.go.jp/ 

とされています。
なかなか良い内容ですね!

給付条件は

1 雇用保険の被保険者(※)(在職者)
 専門実践教育訓練の受講開始日に雇用保険の被保険者である方のうち、支給要件期間が3年(初めて教育訓練給付金を受給する場合は2年)以上ある方(Q4参照)
2 雇用保険の被保険者であった方(離職者)
  受講開始日に被保険者でない方のうち、被保険者資格を喪失した日(離職日の翌日)以降、受講開始日までが1年以内(妊娠、出産、育児、疾病、負傷などで教育訓練給付の適用対象期間が延長された場合は最大20年以内)であり、かつ支給要件期間が3年(初めて教育訓練給付金を受給する場合は2年)以上ある方

厚生労働省ホームページ

上記条件に合っている方は、自分が進学しようとしている学校が専門実践教育給付の対象となっているか確認を行いましょう。
こちらで確認できます。厚生労働省教育訓練給付検索システム

雇用保険に入って勤務二年以上の社会人の方や、離職からまだ一年以内というかたは利用してみてはいかがでしょうか?詳細については厚生労働省ホームページか、ハローワークにて直接確認されてみてください。


以上奨学金について紹介をさせていただきました。
看護師は人材不足ということもあり、サポートしてくれる制度もたくさんありますね!

紹介させてもらった奨学金には併用できるものとできないものもあります。ご注意を!

貸与の制度を利用される方は、しっかり返済をするということも念頭に置いて借りるようにしましょう!

では、また!

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